第6回 心理学概論 発達(1)

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Questions and Answers

愛着のスタイルにおいて、親との再会後に積極的に身体接触を求める子どもはどのタイプに分類されるか?

  • 安全型 (correct)
  • 両価的型
  • 無秩序型
  • 回避型

無秩序型の子どもはどのような行動を示すことが多いか?

  • 自分の感情を常に表現する
  • 常に親に依存し続ける
  • 顔を背けて養育者に接近する (correct)
  • 周囲の仲間と遊ぶことを好む

両価的型の子どもは、親が戻ってきた際にどのような感情を表現するか?

  • 強い喜びを見せる
  • すぐに遊びに戻る
  • 無関心な態度を保つ
  • 怒りの気持ちを表す (correct)

愛着のスタイルの分類において、周囲からの慰めを受け入れられない子どもはどのタイプか?

<p>両価的型 (B)</p> Signup and view all the answers

愛着のスタイルにおいて、「回避型」の特徴はどれか?

<p>親がいない間も泣かない (D)</p> Signup and view all the answers

ハーローの研究で示された「ぬくもり」の重要性を理解するために、どのような実験が行われたか?

<p>針金母と布製母を使った実験 (C)</p> Signup and view all the answers

ピアジェは発達段階の重要性を提唱しましたが、どの段階が特に養育者との関係に関連しているか?

<p>感覚運動段階 (C)</p> Signup and view all the answers

ボウルビィの愛着理論が示す愛着の特徴はどれか?

<p>特定の人との間に築く親密な関係 (B)</p> Signup and view all the answers

動物園で育ったニホンザルの行動から分かる育児放棄の理由は何か?

<p>観察学習の失敗 (D)</p> Signup and view all the answers

生理的早産に関連する要素は何か?

<p>母体の健康状態 (B)</p> Signup and view all the answers

Flashcards

幼児期

生まれてから約2歳くらいまでの期間。この期間は、言語や運動能力、社会性、情動など、多くの発達が著しく進みます。

愛着

生まれた時から、特定の人物(主に母親)との間に形成される、強い愛着の絆。

ボウルビィの愛着理論

ジョン・ボウルビィが提唱した、愛着に関する理論。愛着は、人間の生存と発達に不可欠であり、特定の人との安全な絆が心の発達を支えるという理論。

ハーローの研究

ハーローの実験(1978)で、母親の代わりとなる、ぬいぐるみと針金製の模型を使って、サルの子どもがどちらに安らぎを求めるかを調べた実験。サルの子どもは、ぬいぐるみの方に強く依存し、安心感を抱いたことで、母親の温かさが子どもの心の安定に重要な役割を果たすことが明らかになりました。

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マザリーズ

母親が子どもに対して使う、特別な言葉遣い。優しさと愛情がこもった言葉で、子どもとの絆を深めるために重要な役割を担っています。

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ストレンジシチュエーション法

エインズワースのストレンジシチュエーション法は、愛着のタイプを分類するための実験。母親との分離と再会を通して、子どもの愛着様式を評価する方法です。

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安全基地型

安全基地型は、親との分離を悲しむが、周囲からの慰めを受け入れ、親が戻ると喜んで再会する。落ち着くと遊び始める、安定した愛着関係を示すタイプです。

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回避型

回避型は、親との分離や再会に無関心。親がいなくても泣かず、親が戻っても積極的に反応しない。独立心が強く、感情表現を抑える傾向があります。

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アンビバレント型

アンビバレント型は、親との分離に激しく抵抗し、周囲からの慰めも受け入れられない。親が戻ると、喜んで近づきながらも、怒りを表現するなど、複雑な反応を示すタイプです。

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Study Notes

第6回 心理学概論 発達(1)

  • 講義テーマは、発達(幼児期、乳児期、胎児期)
  • 霊長類の分類
    • キツネザル下目(Lemuriformes)
    • ロリス下目(Loroidea)
    • メガネザル科(Tarsiidae)
    • 直鼻猿亜目(Haplorhini)
    • 真猿類(Simiiformes)
      • 広鼻猿類(Platyrrhini)
      • 狭鼻猿類(Catarrhini)
        • オナガザル上科(Cercopithecoidea)
        • ヒト上科(Hominoidea)
          • ヒト科(Hominidae)
            • ヒト亜科(Homininae)
              • ヒト族(Hominini) - ヒト亜族(Hominina)

胎児期、新生児期、乳児期

  • 生まれる前から発達
  • 人間は、発達の特殊性を持つ
  • 早産(生理的早産)の定義と保育者の重要性を記述
  • 養育者との関係は重要

ハーローの研究(1978)

  • 針金母と布製母:「ぬくもり」=「安心」
  • 人工母親を用いて子ザルを研究
  • 子ザルは、布製母親とより多くの時間を過ごす
  • 愛着形成の基本的な要因は、「ぬくもり」であることが示唆された。

母性は本能か?

  • ニホンザルなどの研究
  • 動物園で育った動物の育児放棄
  • 大学生の研究(マザリーズ)
  • 絵本の読み聞かせは、子供の心に影響を与える

幼児期

  • 養育者との関係
  • ピアジェの発達段階

愛着のスタイル

  • 4つの愛着のタイプ
    • 親との分離を悲しみ、親が戻ってくると、積極的に身体接触を求め、落ち着くと、また遊ぼうとするタイプ。
    • 親との分離を悲しんだり抵抗したりせず、親が戻ってくると、積極的に喜んで迎えたりする行動は見せず、そのまま遊んでいるタイプ。
    • 親との分離を激しく抵抗する。周囲からの慰めも受け入れない。親が戻ってきても、親との身体接触を求めつつ、怒りの感情を示す。
    • 親との分離や再会を無関心や不安と見分けが付かない。親に接近したり、壁に寄り添ったりするなど、行動が不規則。

ピアジェの発達段階

  • 感覚運動期(誕生〜2歳)
  • 前操作期(2〜7,8歳)
  • 具体的操作期(7、8歳〜11、12歳)
  • 形式的操作期(11、12歳〜)
  • 保存の概念:液体の量、数の概念が変わる事で変わることを理解する

心の理論

  • 心の働き → 行動
  • 4歳〜5歳ごろから発達していく。

サリーとアンの課題

  • 子どもに、サリーとアンの行動を理解できるかを判断させる課題。
  • 3歳〜4歳児は、サリーが箱の中を探すと答える。
  • 自分の視点以外には見えない。(心の理論がないため)

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