Policy Study and JFE Engineering Corporation Presentation on ODA and SDGs

Summary

This presentation by JFE Engineering Corporation discusses global challenges like population growth and resource consumption, emphasizing the role of engineering in addressing these issues. It explores the company's vision related to SDGs, focusing on techniques for sustainable waste management.

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2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 1 22 23 2 3 4 90年代のアジア通貨危機、コロナ等の影響 250 200 150 100 50 0 -50 -100 -150 ODA 5 250 0.6 0.5 200 ODA/GNI %of GNI 0.4 150 2022 0.3 100 ODA US$10 0.2 50 0.1 0 0 ODA ODA/GNI 6 アメリカと日本のODAの金額の適切性につい て、以下の点から考察できます: ODAの規模 - アメリカは2023年のODA支出額で世界1位 (約510億ドル)、日本は4位(約170億ド ル)となっています 。 - しかし、GNI(国民総所得)比で見ると、両 国とも国連目標の0.7%を下回っています 。 ODAの傾向 - 近年、COVID-19やウクライナ危機の影響で ODAの総額は増加傾向にあります 。 - ただし、これらの緊急支援の増加により、 SDGs達成や気候変動対策への支援が影響を 受ける可能性があります 。 適切性の判断 ODAの適切性は単純に金額だけでは判断でき ません。以下の要因も考慮する必要がありま す: - 援助の質や効果 - 各国の経済状況 - 国際的な課題への対応能力 結論として、アメリカと日本のODA金額は世 界的に見て大きいものの、GNI比では目標を 下回っており、改善の余地があると言えま す。 7 [The text has been generated with the help of AI] 8 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 DAC 9 OECD 中国、ブラジルなどの9カ国 DAC 20 ODA DAC 29 ODA 9 10 11 12 13 14 15 16 17 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 18 19 資金提供側からすると、返金してもらえるならより多い金額を出す 返済が伴う場合、より良い効果を得られる策を試す 20 21 22 各国が各国の技術のみを用いて支援した場合、支援を受けた国のインフラはぐちゃぐちゃになる 23 日本→融資が多い ヨーロッパ→贈与が多い 24 25 ODAにおける調達条件は、途上国がODAを使って資機材や サービスを調達する際の条件を指します。主に以下の2種類 があります : 1. タイド(ひも付き)援助 - 援助国の企業のみが入札可能 調達条件を定めた支援を行っている→ - 被援助国の選択肢が制限される アンタイド化とは、ODA(政府開発援助)において、援助資金 2. アンタイド援助 の使用に関する調達条件を撤廃することを指します。 - どの国からでも調達可能 - 入札参加資格に関する国籍の制限なし 目的と影響: また、部分アンタイドという中間的な形態もあり、これは援 - 競争の促進: アンタイド化により、援助資金の使用がより自由 助国と被援助国の企業のみが入札できる条件です. になり、国際的な競争入札が可能になります 。 タイド援助に対しては以下のような批判があります : - 効率性の向上: 援助受入国にとって最も効率的な調達が可能に - 質の良い財・サービスを有利な価格で購入する自由が制約 なり、援助の効果が高まることが期待されます 。 される - 競争が制限され契約価格が割高になる - 国際的な動き: - 汚職が発生しやすくなる - 1990年代後半から「贈与もアンタイド化するべきだ」という - 途上国国内での技術的な統一性が失われ、非効率になる恐 主張が増加 れがある - 2001年にOECD開発援助委員会(DAC)が後発開発途上国向 けODAのアンタイド化を勧告 これらの批判を受け、国際社会ではアンタイド化の動きが進 - その後、対象国を拡大し、2019年には低所得国やIDA支援国 んでいます. にも拡大 [The text has been generated with the help of AI] - 各国の対応: ヨーロッパ諸国を中心にアンタイド化の動きが進 んでいます 。 アンタイド化は、援助の質を向上させ、途上国の自立的な発展 を促進することを目指しています。 [The text has been generated with the help of AI] 26 27 28 2 3 4 5 6 7 8 9 0 20 40 60 80 100 120 140 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 https://www.youtube.com/watc h?v=qv5ynl8hK2Y 27 28 29 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 政策学会講演会 くらしの礎を「創る」「担う」「つなぐ」 〜SDGsに貢献するエンジニアリング産業〜 2024年11⽉12⽇ JFEエンジニアリング株式会社 ⽩井 利昌 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 経歴紹介 ⽩井 利昌(Toshimasa Shirai) 1970年11⽉ 愛知県⽣まれ 1993年3⽉ 京都⼤学⼯学部化学⼯学科卒業 1995年3⽉ 京都⼤学院修⼠課程修了(化学⼯学専攻) 1995年4⽉ 三菱重⼯業株式会社横浜製作所⼊社 国内外の廃棄物処理プラントの設計・試運転・PJ・開発・運営 を多数実施(PM・EMなど責任者9施設、現地⽀援15施設) *流動床式ガス化溶融炉 開発〜初号機PJ〜運営まで実施 *灰⽔洗システム(SMASH)でBest Innovation2013受賞 2020年4⽉ JFEエンジニアリング株式会社環境本部⼊社 2021年 開発センター⻑ 兼 DX推進部⻑ 廃棄物処理及び上下⽔処理に関する研究開発及びDX推進 2022年 兼 CN技術総括部 上記に加え、社内脱炭素施策の⽴案 2023年〜 エンジニアリングセンター⻑ 国内外廃棄物処理プラント及び海外上下⽔プラントの設計 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 私のキャリア選択 ⼤学時代 専攻は化学⼯学︓プロセスシステム ⼤学院時代 研究内容は電⼦材料(薄膜)の製造 地図に残る仕事がしたいという思い ⽬的 ⼊⼝が分からないが出⼝を守るという、効率重視のみで はない特殊で⾯⽩いごみ処理プロセスへの興味 興味 世界をきれいにするという環境インフラの⼤儀への共感 ⼈が居る限り、この仕事はなくならないという安定性 ⽬的+α JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 私のキャリア選択 ⼤学時代 専攻は化学⼯学︓プロセスシステム ⼤学院時代 研究内容は電⼦材料(薄膜)の製造 ごみ処理のプラントエンジニア(プロセスエンジニア)に そしてそのまま4半世紀。当然徐々に業務範囲は拡⼤ (2020年︓転機) ごみ処理の仕事が⾯⽩い&会社に最⼤限貢献できるとの思いから 同業他社への転職 ただコロナ禍での転職はタイミング的に失敗だった気も。。。 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center ⽬次 1. 世の中の社会的課題 2. エンジニアリング産業とは 3. JFEグループ環境経営ビジョン2050 4. SDGsに貢献するエンジニアリング産業 〜JFEエンジニアリングの事例〜 5. JFEエンジニアリングのごみ処理技術 6. さいごに JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 1. 世の中の社会的課題 世界の⼈⼝の推移 爆発的な 世界⼈⼝ 増加 2100年︓110億⼈超 これまではアジアが圧倒的 今後はアフリカが多くなる予想 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 1. 世の中の社会的課題 ⽇本の⼈⼝の推移 ⼈⼝減少と⾼齢化による デジタル化(DX)推進 働き⼿不⾜ 海外からの労働⼒の導⼊ JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 1. 世の中の社会的課題 世界のエネルギー消費量の推移(地域別、⼀次エネルギー) ⼈⼝同様 アジアの伸びが⼤きい (注)1984年までのロシアには、その他旧ソ連邦諸国を含む。 (注)1985年以降の欧州には、バルト3国を含む。 出典︓BP「Statistical Review of World Energy 2023」を基に作成 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 1. 世の中の社会的課題 世界のエネルギー消費量の推移(エネルギー源別、⼀次エネルギー) 再⽣可能エネルギーは未だ少ない 未開拓燃料の採掘・燃料化の必要性 (注)端数処理の関係で合計が100%にならない場合がある。 出典︓BP「Statistical Review of World Energy 2023」を基に作成 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 1. 世の中の社会的課題 対策ない場合の世界の⼆酸化炭素排出量予測 [10億トン] 50 エネルギー消費量 の増加に伴い 二 40 22% アジア及び途上国 酸 中⼼に増加 その他 化 17% 15% 炭 30 欧州 素 12% 12% 地球温暖化による 排 20 17% 北米 異常気象、海⾯⽔ 出 位上昇、疫病増加 量 51% などの発⽣ 10 48% アジア 0 【パリ協定】2016年 2016 1980 1990 2000 2010 2020 2030 2040 CNの動き 資料:GLOBAL NOTE 出典:BP 資料:アジア・世界エネルギーアウトルック 2014 出典:IEE,Japan をもとに作成・推定 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 1. 世の中の社会的課題 世界のエネルギー問題の複雑化 地球温暖化対策・エネルギー安全保障 パリ協定の目標達成へ向けた各国の施策 カーボンニュートラル(CN)の世界的潮流 ウクライナ危機、アフターコロナによる需給ギャップ パレスチナ・イスラエル戦争など地政学リスクの増加 エネルギートランジション・脱炭素技術の開発・普及 再生可能エネルギーの増加 地域分散・貯蔵 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 1. 世の中の社会的課題 世界各国のカーボンニュートラル宣⾔ 排出量上位3ヵ国で50%超 ⽇本は第5位の排出量 世界の80%以上の国・地域がCN宣⾔ アメリカ合衆国は次期⼤統領がパリ協定脱退のリスク有 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 1. 世の中の社会的課題 ★ 1人あたりGDPと環境インフラ需要の関係 シンガポール 60,000 55,000 50,000 GDPの上昇と共に、 香港★ 1人あたりGDP (USD) 45,000 環境インフラ需要増加 40,000 35,000 韓国★ 台湾★ ★日本 30,000 25,000 20,000 15,000 中国 ★ ★マレーシア 10,000 タイ フィリピンベトナム ★ 5,000 ミャンマー ★ ★ ★インドネシア 0 ★ 必要な 清潔な 下⽔ 下⽔ ごみ焼却 環境インフラ 上⽔ 道網 処理場 プラント JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 1. 世の中の社会的課題 世界地域別の取⽔量(⽔使⽤量)の推移 地球上の約14億km3の⽔のうち、 容易に使える河川・湖沼などは0.01% JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 1. 世の中の社会的課題 ⽇本の進んだ⽔処理技術とその可能性 「海⽔淡⽔化」 膜を使った⽔処理は ⽇本の技術⼒が世界をリード 「⽔道⽔の浄化」 世界最⾼⽔準の⽔質と ⽔道普及率 「下⽔処理」 世界有数の下⽔処理・ 汚泥処理技術/リサイクル技術 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 1. 世の中の社会的課題 世界の廃棄物量の推移 1.5倍 1.5倍 2050年アジアで 2倍の廃棄物量に 出典︓世界の廃棄物発⽣量の将来予測に関する研究(⽥中勝 廃棄物⼯学研究所2011) 廃棄物量の増加に伴い、廃棄物の有効利⽤・再資源化が課題に JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 1. 世の中の社会的課題 ⽇本は廃棄物エネルギー利⽤の先進国 焼却発電の率が⾼い。ただしリサイクル率が低いという⾒⽅もあり JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 1. 世の中の社会的課題 世界では埋⽴による環境問題が顕在化 インド フィリピン ⾼さ30m以上 サウジアラビア ロシア JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 1. 世の中の社会的課題 交通・物流インフラの不⾜ 新興国では⼈⼝増加・⾞の渋滞、物流増加に伴う道路や橋の不⾜などが課題 世界の新設インフラ市場 2030年︓1200兆円 OECD(経済協⼒開発機構) 調査結果参照 産業・⽣活を⽀える 物流・交通網の 整備が必要 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 1. 世の中の社会的課題 交通・物流インフラの⽼朽化 先進国では既存社会インフラの⽼朽化が課題 更新⼯事が必要 日本国内 建設後50年を超過する施設の割合 2030年には50%以上が築50年 橋梁(道路) 首都高速改修 空港 港湾施設 道路(トンネル) 交差点架替 内閣府2016年度インフラ計画書参照 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 20 2. エンジニアリング産業とは エンジニアリング︓⼯学、⼯学技術 「広辞苑」 エンジニアリング産業 「ブリタニカ国際⼤百科事典 ⼩項⽬事典」 プラント,⼯場機械設備などの設計,調達,施⼯や完成後の試運転 などを⼀貫して請負う産業。 化学,機械,⼟⽊などの広範な分野にわたる複合的な技術⼒を要し, いわゆる総合的な技術を提供する産業である。この分野では欧⽶諸国 が⻑い歴史をもつのに対して,⽇本が本格的にこの分野に進出したの は第2次世界⼤戦後である。プラント輸出が盛んになるに及び,成⻑産 業として注⽬された。しかし⻑期の請負業務が主体であるため,物価変 動の影響を受けやすく,また国際情勢に左右されやすいなど経営基盤 に不安定部分をかかえており,その対策が今後の課題となっている。 ビジネス界で使う゛エンジニアリング"には⼀般⽤語とは異なる特殊性有 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 2. エンジニアリング産業とは 直⾯する世の中の社会的課題 エネルギー CN カーボン ⽔問題 問題 ニュートラル 交通 廃棄物 インフラ問題 問題 複合的な技術⼒を⽤いて解決 社会的課題を対象とし⼤規模 地球をまもり 豊かな社会をつくる 国内外を問わずグローバル エンジニアリングの挑戦 「ENAA HPより」 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 2. エンジニアリング産業とは 「社会貢献度が⾼い」を実感 社会課題の解決に繋がるプラント・インフラ建設を通じ、 環境と調和した持続可能な社会の発展に貢献。 社会の⽬指す世界の実現を実感 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 2. エンジニアリング産業とは ⼤規模かつ複雑な業務 顧客の要求 多様な専⾨家の必要性 外乱の存在 明確なゴール(期間・予算) プロジェクトチームでの業務 コミュニケーション PM・EMのリーダーシップ チームワーク・信頼感 達成感・充実感の醸成 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 3. JFEグループ環境経営ビジョン2050 みなさんご存じですか︖ https://youtu.be/DvsTKiqMYTQ やっと社名が世の中に 浸透してきました SDGsとの連携も JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 3. JFEグループ環境経営ビジョン2050 鉄鋼事業 グリーン鋼材の普及 低炭素プロセスへのトランジション 省エネ化・⾼効率化︓機器やプロセスの効率改善、AI・DS技術活⽤など 低炭素原燃料活⽤︓スクラップ・還元鉄利⽤拡⼤、LNG供給網拡⼤など 電気炉活⽤︓⼤型電気炉導⼊など 超⾰新技術開発 CR⾼炉、⽔素製鉄など JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 3. JFEグループ環境経営ビジョン2050 エンジニアリング事業 再生可能エネルギー発電やカーボンリサイクル技術の拡大・開発により 社会全体でのCO2削減貢献量を拡大 CO2削減貢献量 発電設備付のごみ焼却プラント、地熱発電、太陽光発電、⾵⼒発電などの建設・運営 CO2排出量 貢献量とは桁違いだが、⾃社⼯場での省エネ・再エネ導⼊による削減の推進も実施 洋上⾵⼒発電モノパイル⼯場の新設・稼働後もCO2排出量の増加を抑制 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 3. JFEグループ環境経営ビジョン2050 JFEエンジ パーパス 当社の使命は、安⼼、安全な社会を創り、⼈々の“くらし”を⼒強く⽀え、 そしてそれを次世代につなげること。ひたむきに、地球と⼈々のために。 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 3. JFEグループ環境経営ビジョン2050 JFEエンジの事業で取り組む7つのゴール SDGs達成へ向けたJFEエンジのアプローチ サーキュラーエコノミーの実現へ向けた5つの取り組み JFEエンジの考えるサーキュラーエコノミー JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 4. SDGsに貢献するエンジニアリング産業 〜JFEエンジニアリングの事例〜 上⽔処理 油⽥随伴⽔処理 バイオマス発電 ガスエンジン 廃棄物焼却 下⽔処理 都市構造物 パイプライン 港湾クレーン 環境都市を創る、世界トップクラスの インフラ技術 バラスト⽔処理 スマートアグリ 太陽光発電 LNGタンク 橋梁 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 4. SDGsに貢献するエンジニアリング産業 〜JFEエンジニアリングの事例〜 アジアで廃棄物処理のプラントエンジニアリングを展開 ミャンマーヤンゴン ベトナムバクニン省 (2017年3⽉完成) (2024年1⽉完成予定) JCM案件/COP26パネル出展 ミャンマー初の廃棄物処理プラント 各国の事情にあわせ、各国政府や関連機関のお客様と協議し、 世界トップクラスの⽇本の廃棄物処理エンジニアリングを展開。 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 4. SDGsに貢献するエンジニアリング産業 〜JFEエンジニアリングの事例〜 ⽇本国内で最新技術での廃棄物処理プラントエンジニアリングを展開 東京都⽬⿊区 グローバルリモートセンター (2023年4⽉完成) (2018年3⽉稼動) 世界有数の環境負荷低減技術により、 遠隔操作at横浜による最適操業支援サービス 東京都⼼の街中に建設可能に。 世界のプラントを一箇所で集中管理(約100拠点) 最新の技術(⾼温燃焼技術、廃熱回収ボイラ等)と仕組み(⻑期 運営業務委託、遠隔操業⽀援サービス)を通じ、顧客に貢献。 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 4. SDGsに貢献するエンジニアリング産業 〜JFEエンジニアリングの事例〜 アジア都市部の上⽔道普及率 98.7 95.1 上水道普及率(国平均) 98.4 100 上 上水道普及率(都市部) 80.2 水 70.9 道 67.4 60.6 60.5 普 51.1 47.7 及 42.8 50 率 32.4 25.7 20.6 25.7 18.5 17.8 % 7.9 0 上水道普及率:WHO アジアにおいて、日本の上水道普及率はトップ JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 4. SDGsに貢献するエンジニアリング産業 〜JFEエンジニアリングの事例〜 フィリピン(マニラ)にて上下⽔処理分野で貢献 ラメサ上⽔処理場 ポプラシオン下⽔処理場 (2023年12⽉完成予定) (2012年12⽉完成) 国際⽔協会 Innovation賞 2013年受賞! ハイレベルな⽔質を実現するコンパクトで⾼度な処理技術、⼯期を守る施⼯マネジ メント等、世界最⾼⽔準の上下⽔道普及率を誇る⽇本で培った技術で貢献 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 4. SDGsに貢献するエンジニアリング産業 〜JFEエンジニアリングの事例〜 国内最新⽔処理技術 豊橋市 複合バイオマス発電PFI(2017年10⽉) バイオガスで発電 残渣も炭化燃料に! 炭化燃料 生ごみ 下水汚泥 電力 し尿 様々な廃棄物をまとめて処理するため、建設・運営コストの ⼤幅削減に貢献。しかも、全ての廃棄物をエネルギーに変換 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 4. SDGsに貢献するエンジニアリング産業 〜JFEエンジニアリングの事例〜 各国の電源構成⽐ 化⽯燃料をほぼ輸⼊に頼る⽇本では安定的で安全な電⼒供給が必要であり、 かつ再エネ⽐率の低い⽇本においては環境負荷の低い電源増加が必要 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 4. SDGsに貢献するエンジニアリング産業 〜JFEエンジニアリングの事例〜 LNG分野への取組 川越⽕⼒LNG基地(三重県) 伊勢湾横断パイプライン(愛知県) (2013年9⽉完成) (2017年9⽉完成) LNG(液化天然ガス)燃料を ⻑距離・⼤量・安全に輸送する 供給するためのLNG基地プラント ⾼圧ガスパイプライン建設技術 ⽐較的安定的な供給かつCO2排出量の少ないLNG(液化天然ガス) 燃料活⽤技術で⽇本国内の電⼒・ガスの安定供給に貢献 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 4. SDGsに貢献するエンジニアリング産業 〜JFEエンジニアリングの事例〜 LNG分野への取組 台湾国営⽯油ガス会社の 液化天然ガス(LNG)受⼊プロセス配管設備 台湾初のモジュール化⼯法を採⽤ 台湾政府の2025年に天然ガスによる発電⽐率を 総発電量の50%に引き上げる⽬標への貢献 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 4. SDGsに貢献するエンジニアリング産業 〜JFEエンジニアリングの事例〜 再⽣可能エネルギ―への取組 地熱発電 太陽光発電 バイオマス発電 北海道茅部郡森町 静岡静岡市 三重県津市 地熱バイナリー発電PJ メガソーラー発電PJ バイオマス発電PJ (2023年11⽉運開) (2014年10⽉完成) (2016年8⽉完成) 世界も注⽬するクリーン発電事業に参画 再⽣可能エネルギー供給拡⼤を積極的に推進 CO2削減による温暖化抑制に貢献 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 4. SDGsに貢献するエンジニアリング産業 〜JFEエンジニアリングの事例〜 洋上⾵⼒発電への取組 笠岡⼯場(岡⼭県) O&M(運転・維持管理)事業 (2024年4⽉完成) 豊富な陸上⾵⼒O&M実績 を背景に⼊善洋上⾵⼒発電所 洋上⾵⼒発電⽤着床式基礎の O&M事業参⼊ 国内初の純国産ラインナップ製造⼯場 (2023年10⽉〜) 「洋上⾵⼒産業ビジョン」において再⽣可能エネルギーの切札として期待され 国内調達⽐率60%の⽬標が⽴てられている洋上⾵⼒ビジネスへの貢献 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 4. SDGsに貢献するエンジニアリング産業 〜JFEエンジニアリングの事例〜 交通インフラ整備 宮城県⼤島⼤橋 ハイブリッド防潮堤(気仙沼) (2017年10⽉完⼯) (2017年12⽉完⼯) ⼤型橋梁を⼀括架設 鋼とコンクリートのハイブリッド構造 ⽇本トップクラスの実績とノウハウを活⽤し、⾼品質・短⼯期を実現 都市再⽣・国⼟強靭化 最先端技術で、⼈々の安⼼で安全な暮らしを担い、護る JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 4. SDGsに貢献するエンジニアリング産業 〜JFEエンジニアリングの事例〜 ミャンマーにおける交通インフラ整備 ティージャイン橋 シェゴンダイン橋(道路⾼架橋) (2015年10⽉完成) (2013年12⽉完成) ミャンマー初の鋼製⾼架橋 河川の多い同国で橋梁建設を通じ、 ヤンゴン市内に道路⾼架橋をかけ、 都市周辺の交通インフラ整備に貢献 渋滞緩和に貢献 ミャンマー政府と合弁会社を設⽴し、 ⽇本の技術で鋼構造物のミャンマー国産化を実現 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 4. SDGsに貢献するエンジニアリング産業 〜JFEエンジニアリングの事例〜 ⽇本の農業を強くする(新規事業) スマートアグリプラント ⾼度栽培制御システム 統合環境制御装置 天候データ 栽培種に応じた 最適な環境制御 温室内環境データ 北海道苫⼩牧 トリジェネレーション 天然ガス 売電 温室内照明 等 電気 排熱 暖房 熱 排ガス ガスエンジン CO2 2014年8⽉竣⼯(栽培開始) JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 5. JFEエンジニアリングのごみ処理技術 〜建設・運営実績〜 運営施設 運営中32施設+建設・運営準備中6施設 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 5. JFEエンジニアリングのごみ処理技術 〜対向流燃焼式ストーカ炉〜 低空気⽐燃焼と安定燃焼を同時に実現 ⾼温空気 燃焼技術 ⾼性能 ⾼温空気+再循環ガス ⽕格⼦ 学術表彰受賞実績 ⽇本燃焼学会 技術賞 (2003年、2016年) 安定した燃焼領域 ⽇本エネルギー学会賞 放射伝熱 (2005年、2018年) ⽕炎の安定 ⽇本産業機械⼯業会 ごみ層 経済産業⼤⾂賞 ⽕格⼦ 排ガス中のNOx、CO、 (2018年) 燃焼空気 ダイオキシン類を同時に低減 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 5. JFEエンジニアリングのごみ処理技術 〜AIを活⽤した最適な⾃動運転制御〜 ガスエンジン 【従来認識】 ごみは変動が⼤きく 完全⾃動運転は困難 世界初の59⽇間 完全無介⼊ ⾃動運転達成 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 5. JFEエンジニアリングのごみ処理技術 〜最新の各種異常検知技術〜 重要機器の故障を早期 漏洩事故による作業環境 ピット⽕災を早期発⾒・消⽕ に判別・検知︕︕ 悪化を未然に防⽌︕︕ し延焼トラブルを防⽌︕︕ Smoke AI 振動センサ AI画像検知 (AI煙検知システム) DCS 灰漏れ ・異常兆候を検知可能 ・カメラでの異常検知が可能 ・緊急炉停⽌を防⽌ ・⼈為的な⾒逃し防⽌ ・AIにより煙と埃の区別可能 ・周波数分析で故障種判別 ・⼈による点検作業の削減 ・温度上昇より早期⽕災の発⾒ ・余寿命診断への展開 ・増加傾向のLi電池発⽕ 将来の運転員削減と運営品質の向上の両⽴へ向けて JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 6. さいごに 〜エンジニアリング産業の魅⼒〜 「社会貢献度が⾼い」 社会課題の解決に繋がるプラント・インフラ建設を通じ、 環境と調和した持続可能な社会の発展に貢献。 「チームで創り上げる充実感」 世界の仲間とプロジェクトチームを組み、苦難を 乗り越えスケールの⼤きいモノを創り上げる充実感。 「難題への挑戦と⾃⼰実現」 受注⽣産品であり、全案件がオーダーメイド。 世界最⾼を⽬指し、新たな課題に挑戦し 克服する達成感。 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 6. さいごに 〜エンジニアリング産業の魅⼒〜 「フィールドの多様性」 プラントのゆりかごから墓場『計画・設計・調達・建設・運営』まで携われる。 商談・ E: P: C: 事業化 Engineering Procurement Construction 試運転 交渉 設計 調達 建設 運営 検討 ↓ O&M (F/S) 契約 ⼀気通貫・得意な部分のみなど活躍の場を選択できる多様なフィールド JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 6. さいごに 〜エンジニアリング産業の魅⼒〜 「地図に残る仕事」 ⾃分の仕事が家族も含めた多くの⼈の⽬に触れ、社会に貢献し続ける。 出展︓⼤成建設㈱CM カンヌ国際映画 様々な廃棄物処理プラント 祭4冠の映画 『ドライブ・マイ・ カー』にも登場 「広島中⼯場」 映画になった 「コペンヒル」 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 6. さいごに 〜ごみ処理エンジニアの魅⼒〜 ごみはやはり臭いけどね 地球環境・地域環境の改善への貢献を実感 この世界を⾃分たちの⼿できれいにしたい︕の実現 震災時の仮設焼却炉でダイレクトに社会貢献を実感 ⽇本の世界最先端の処理技術の国内外活⽤ 東⽇本⼤震災仮設焼却炉 焼却するだけでも温室効果ガスの削減、地球温暖化対策としての価値を実感 ごみは埋めるとメタンガス(CH4)発⽣(メタンの温暖化係数はCO2の25倍) 発電によりCO2はマイナスカウントで⼤幅削減 ごみは地産地消の安定利⽤可能な再⽣可能エネルギーの優等⽣ 現在タクソノミー問題はあるものの SDGsへの⼤きな貢献 コロナ禍でも処理を⽌められない重要なインフラ設備 エッセンシャルワーカーとしての社会的意義の⾃覚 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 6. さいごに 〜ごみ処理エンジニアの魅⼒(番外編)〜 韓国⽛⼭市 (200 t/D ) <私が担当した主なごみ処理プラント> 釧路(240 t/D) ⻘森(300 t/D) 三条(160 t/D) 札幌市発寒 岩⼿中部 仙台市松森 ⼭形(150 t/D ) 名古屋五条川(560 t/D) 東⽇本⼤震災仮設 東京北 神⼾震災仮設 前⽥道路 ハラサンギョウ ⻄宮⻄部 シンシア 東京港(900 t/D ) ⻑崎⻄部 ⾼座(250 t/D) 広島中(600 t/D) JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 6. さいごに 〜ごみ処理エンジニアの魅⼒(番外編)〜 韓国⽛⼭市 (200 t/D ) <私が担当した主なごみ処理プラント> 釧路(240 t/D) ⻘森(300 t/D) 三条(160 t/D) 札幌市発寒 こんなメリットも 地⽅滞在が多く様々な⽂化に触れられる 岩⼿中部 仙台市松森 ⼭形(150 t/D ) 名古屋五条川(560 t/D) おいしい⾷事やお酒 東⽇本⼤震災仮設 運営中(20年以上)は第2第3の故郷に 東京北 家族旅⾏ シンシア 神⼾震災仮設 の訪問先に 前⽥道路 ハラサンギョウ ⻄宮⻄部 東京港(900 t/D ) ⻑崎⻄部 ⾼座(250 t/D) 広島中(600 t/D) JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 6. さいごに 未来ある皆さんに期待すること 「プロフェッショナルであること」  専⾨分野、得意分野を確⽴し、プロフェッショナルへ。  3現主義(現場・現物・現実)を⼼がけてほしい。  ⾃ら考え、⾃らの⾔葉で話し、⾃ら⾏動する。 「グローバルな⼈材になること」  未知の環境へ対応できる柔軟な思考、⾏動⼒  幅広い視野と教養を⾝につけ、様々なことに好奇⼼をもち、チャレンジ。 「夢を持ち、前向きであること」  夢に向かって歩を進める⼈間  常に誠実な姿勢を忘れず、信頼され⾃⽴した⼈間。 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center もと 〜SDGsに貢献するエンジニアリング産業〜 JFE Engineering Corporation Environmental Solutions Sector Copyright 2024© JFE Engineering Corporation All Rights Reserved Engineering Design Center 国際協力の新たな展開 もっと豊かな日本のために 世界をもっと豊かに 2024/10/22 JICA ([email protected]) 1 1973 AGF HP HP 342 HP 日本の食料自給率~お好み焼きから世界を見る~ 8 (参考)日本と諸外国の食料自給率 9 (参考)相互依存の世界 主な物資の対外依存度 SHIPPING NOW 2023-2024) 10 私たちの住む世界 11 開発途上国 とは 196か国 146か国 84% WDI - The World by Income and Region (worldbank.org) 12 日本の未来は? 2050年の世界 1 2 2050年には、およそ 人 GDP 4 2050年には、世界 位 80 2050年には、およそ 億人 13 日本の未来は? 2050年の世界 1 2000 1億人 28 38% GDP 4 8位 80 97億人 14 100 01 _ 世界の課題 16 今日の授業の目標 17 世界が直面している、「教育」の問題とは? サハラ以南のアフリカ地域では、 5人に1人が 3 7 A ? 小学校に通えていない B 高等教育の就学率は、高所得国では ? 75%なのに対し、低所得国は9% 6.1億人以上の 子どもと若者は 必要最低限の 学びの危機 読み書きの能力を 習得していない 18 (参考) 世界の教育の現状~SDG 4.1全ての子どもの初中等教育修了 SS https://www.education-progress.org/en/articles/learning 19 教育のためには何が必要でしょうか? 学校? 先生? いろいろな要素が重要で、プロジェクトの デザインの際に分析と目標設定を行います education.pdf (jica.go.jp) 20 JICAの取り組み事例(教育) 地域住民が子どもを応援する ジェンダー平等に配慮した 「みんなの学校」 学校の就学継続プロジェクト 「みんなの学校」プロジェクト 小学校の就学継続プロジェクト 【アフリカ10か国】 【パキスタン】 21 「みんなの学校」プロジェクトの事業マネジメント Before After 目標は達成できた? プロジェクト 今後の事業に向けた 設計図 知見・教訓整理 22 「みんなの学校」プロジェクトの事業マネジメント プロジェクト終了後の更なる目標 プロジェクト期間の目標 プロジェクト目標に向けた マイルストーン(複数あり) プロジェクトの中で実施する活動や 投入する人・モノ・カネ (専門家派遣、現地活動経費、機材等) 23 「みんなの学校」プロジェクトの事業マネジメント 1 2 3 4 4-1 4-2 24 「みんなの学校」プロジェクトの事業マネジメント 1. X% 2 2. X% 3. 4. 25 世界が直面する、「水」の問題とは? 2020年時点で、 20億人 が 50 安全な 飲料水 を 50 入手できない 2030年には、 水の需要に対して 水資源量が 乳幼児 を中心に 40% も 不足 年間 50万人 以上が死亡 26 (参考)11歳のダニエリの1日~ルワンダ村落部の子どもの1日~ (youtube.com) 27 JICAの取り組み事例(水へのアクセス) 質の良い水道水を届けるために 地下水の過剰揚水でジャカルタの プノンペンの奇跡 面積の6割が海抜ゼロメートル以下 上水道整備事業、水道行政管理能力向上 地盤沈下対策プロジェクト 【カンボジア、ネパール、ニカラグア、ルワンダ、 【インドネシア】 パキスタン、タンザニア】 28 JICA 戦後の日本の復興 国際社会から支援を受け、戦後の荒廃から経済成長を遂げた Photo : World Bank Tokyo 29 1954年 Colombo Plan コロンボ・プラン 30 02 _ JICAとODA 31 この方をご存知でしょうか? 32 人間の安全保障とは 「人間の生にとってかけがえのない中枢部分を守り、 すべての人の自由と可能性を実現すること」 緒方 貞子 一人ひとりの命、生活、尊厳が守られなければ、 元JICA理事長 世界の平和と安定はない 33 (参考)生まれた場所で、5歳まで生き残れるかどうかの確率が異なる 5 1,000 /2022 UNICEF 34 世界が直面する、「保健医療」の課題とは? 新型コロナウイルスの 全世界の 感染者数は 約 8億人 死亡者数は 学習の機会 700万人以上 35億人 約 が 基礎的な保健サービスを 少子高齢化 受けられない 35 JICAの取り組み事例(保健医療) 日本生まれの母子手帳で アフリカの感染症研究拠点 母と子を守る 野口英世 母子手帳による母子保健サービス向上 野口記念医学研究所改善計画 【34か国、900万冊】 【ガーナ】 36 人間の安全保障 Human Security 37 JICA 世界が直面する、「紛争・難民」の問題とは? 2020年の世界の 10 武力紛争は 2022 1億840万人 56件で 過去最高 長期化傾向 43 サハラ砂漠以南の地域 38 (参考)原油価格の高騰 39 (参考)ロシアのウクライナ侵攻でアフリカが飢える? JICA 40 JICAの取り組み事例(紛争・難民①) 長期化する難民に Photo:KunoTakeshi 積み重ねた信頼で 人道支援と開発協力の両輪で対応 ミンダナオに平和をもたらす 難民と受け入れ住民の平和的な共存を支援 平和と安定のためのミンダナオ支援 【ウガンダ】 【フィリピン】 41 JICAの取り組み事例(紛争・難民②) 国家基盤を支える協力 周辺国・避難民への協力 復興・復旧の支援 3つの柱で取り組むウクライナへの支援 42 世界が直面する、「食料」の問題とは? 8億2800万人 8億人 世界の は 足りていない 食料が 1億5000万人 食料生産量の 約3分の1が 捨てられている (unicef.or.jp) 43 JICAの取り組み事例(食料問題) 人気高まるコメ増産で 「作ったものを売る」から 栄養改善も目指す 「売るために作る」へ アフリカ稲作振興のための共同体(CARD) 市場志向型農業振興(SHEP) 【アフリカ アジアなど】 【アフリカ】 44 質の高い成長 Quality Growth 45 世界が直面する、「資源・エネルギー」の課題とは? 2019 8億 世界人 口の約半数 2050 倍増 46 (参考)エネルギー源は、あと何年利用し続けられる? 世界のエネルギー資源確認埋蔵量 120 139 128 80 40 54 49 0 石油 石炭 天然ガス ウラン 47 JICAの取り組み事例(資源・エネルギー) 交通渋滞・大気汚染を エネルギーシフトのための 減らすために 人材育成を 再生可能エネルギー事業 都市交通整備事業 【インド、ケニアなど9か国】 【バングラデシュ】 48 質の高い成長とは 「包摂性(inclusive)、持続可能性(sustainable)、強靱性(resilient) を兼ね備えた成長のこと」 ①包括性……… ②持続可能性… 強靱性……… 新しい時代の「質の高い成長」と それを通じた貧困撲滅 49 JICA 複合的危機 Compound Crises Photo:Iizuka Akio/JICA 50 「気候変動」が引き起こす、さまざまな問題 各国が現時点の 自発的な取り組みを達成しても、 革命前からの 気温上昇は 1.5℃ を 超える 温室効果ガスの排出量を 早急に減らさなければ、2050年までに 2億1600万人 が 移住を余儀なくされる パリ協定の1.5℃目標を 達成するためには2030年までに 45 CO2排出量を 45% が削減する必要がある 2010 2021 51 (参考)人間が引き起こす、気候変動の原因と影響 気候変動 52 JICAの取り組み事例(気候変動) インドネシアに広がるJICA気候変動対策支援 53 (参考)JICAの取り組み事例 ~災害時の国際緊急援助隊の派遣~ 災害が起こった当日に出発に 医療チームは、世界でも最も 日本の災害対策経験を活かす 高度な救助活動ができる 54 JICA Japan International Cooperation Agency Photo:Kenshiro Imamura/JICA 信頼で世界をつなぐ 55 (参考)JICAの取り組み 【人間の安全保障】 【質の高い成長】 豊かで自然と調和する経済、 誰もが健康で、安心して 社会の進展のために 暮らせる社会のために 農業・農村開発(食料) 教育 保健医 クリーンで安定したエネルギーの確保 恐怖や暴力のない、 地球環境を守るために 平和で公正な社会のため 気候変動 紛争が発生しない国づくり 水資源の確保と供給 56 03 _ 国際協力の意義 57 国際協力とは 58 日本のODAの意義にはどのような観点があるでしょうか? 国際的責任 人道・国際的責務・ 地球規模課題 国際社会の一員として 相互依存として 外交ツールとして 59 世界の中の日本の役割 ODAによって築かれた良好な関係は、震災時における日本への支援や、国際的な場における日本への支持に繋がっている。 貨幣や切手のデザインに採用 世界が日本に差し伸べた支援の手<東日本大震災> 国際選挙 我が国の安保理非常任理事国選挙 当選回数世界1位 日本への感謝(これまでの支援に対する恩返し) 戦後日本の立ち直り、経済発展 60 (参考)日本に対する信頼や親しみ【ASEAN】 61 (参考)日本に対する信頼や親しみ【インド】 62 (参考)各国ODA実績比較(対GNI比) 2023 DAC (ODA) ( ) OECD 2024 4 63 (参考)政府全体ODA予算推移 ODA ODA (mofa.go.jp) 64 ODAとJICAの役割 JICA 政府開発援助 (ODA) 19,544 3,109 2022 22,968 2022 ( 2022) 有償資金協力 JICA ( 経済協力 多国間援助 18,427 ( 2022 ) 12,167 2022 国際協力 3,424 2022 ( 開発協力 無償資金協力 JICA 4,268 2022 非営利団体 による贈与 JICAは二国間援助の (一元的)実施機関 65 国際協力とは /JICA NGO / / / CSR 66 JICAの協力メニュー 技術を 技術協力 伝える お金を 有償資金協力 貸す・出資する JICA 無償資金協力 お金を 供与する 67 JICAの協力メニュー 民間 ビジネス 民間連携 SDGs 市民が主役の JICA 市民参加協力 国際協力 JICA NGO 国際緊急援助 災害への 緊急支援 68 04 _ 国際協力の新たな展開 69 「支援」から「協力」へ。国際協力は学び合い! 新たな価値の創出! 共創 JICA 途上国 日本 NGO 資金 共感 知恵 共有 70 JICAの取り組み事例 共生社会の実現① 70年続く研修事業で パートナー国とともに学ぶ 「研修事業」 【JICA筑波・JICA四国発】 70 JICA MAGAZINE | JICA 71 JICAの取り組み事例 共生社会の実現② 責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム(JP-MIRAI) Japan Platform for Migrant Workers towards Inclusive Society JP-MIRAIとは 2020 NPO JP-MIRAIの目指す未来 (行動原則より抜粋) (SDGs) 72 (参考)日本で就労している在留外国人 在留資格別に見た外国人労働者数の推移 42 200万人以上 10 約2.8倍 9 10% 73 JICAの取り組み事例 民間企業との連携 74 4 Question 75 | Japan International Cooperation Agency 4 76 | Japan International Cooperation Agency 4 https://www.smfg.co.jp/sustainability/re port/pdf/impact_report_j_2024.pdf 77 | Japan International Cooperation Agency 5 JICA JICA 78 | Japan International Cooperation Agency 5 JICA 大企業 中小企業/ 政府機関/ 現地企業 スタートアップ 他公的機関 NGO 79 79 | Japan International Cooperation Agency 5 JICA 80 | Japan International Cooperation Agency 5 JICA 81 | Japan International Cooperation Agency 6 JICA 82 | Japan International Cooperation Agency 6 JICA 83 | Japan International Cooperation Agency 6 JICA Q 84 | Japan International Cooperation Agency 6 JICA Surala Ninja! JICA HP HP IT 85 | Japan International Cooperation Agency 6 JICA 2 NGO IT 86 | Japan International Cooperation Agency 6 JICA 4 JICA HP 87 | Japan International Cooperation Agency 6 JICA 4 Q HP 88 | Japan International Cooperation Agency 6 JICA iCTG Melody i HP 89 | Japan International Cooperation Agency 6 JICA HP 90 | Japan International Cooperation Agency 6 JICA 4 JICA HP 91 | Japan International Cooperation Agency 6 JICA 4 130 16 1.1 2023 11 2023.12 92 | Japan International Cooperation Agency 05 _ すぐにできることも 93 94 JICA 3 | NGO ACE (acejapan.org) 95 | Japan International Cooperation Agency fairtrade japan (fairtrade-jp.org) 96 | Japan International Cooperation Agency 地球環境保護と人々の持続可能な生活を確保する 2001 ・森林や生態系の保護 ・土壌や水資源の保存 ・労働環境の向上や生活保障 97 | Japan International Cooperation Agency | Rainforest Alliance | (rainforest-alliance.org) 98 | Japan International Cooperation Agency 06 _ メッセージ 99 JICA 06 _ 101 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 l 26 27 28 29 第一回 3.世界各国の貧困状況を比較する際は,通常,それぞれの国が設定した国別貧困ラインに基づ いて測定された貧困率を用いて比較する。 × Will be reviewed 4.「南南協力」とは,開発途上国が相互の連携を深めながら,技術協力や経済協力を行いつつ, 自立発展に向けて行う相互の協力を指す。 〇 Will be reviewed 5.経済協力のうち,OECD開発援助委員会(DAC)が定めた一定の条件を満たす協力のみが政 府開発援助(ODA)としてみなされる。例えば,政府による軍事援助関連の資金も資金の出し手 が政府であることから,ODAとしてみなされる。 × Will be reviewed 6.近年,新型コロナウィルス感染症の感染拡大への対応などから,DAC加盟国からのODAの額 は増加傾向にあるものの,国民総所得(GNI)の0.7%に相当する額をODAとして途上国に提供 するという国連で掲げられた目標を達成しているのはノルウェーなど一部の国に留まっている。 〇 Will be reviewed 7.ODAには,返済義務が生じる融資と返済義務が伴わない贈与とがあり,融資の譲許性を示す 指標として「グラント・エレメント」がある。この指標の数値が高ければ高いほど,金利が低いなど 借り手にとってより有利な条件の融資であることを意味する。 〇 Will be reviewed 8.途上国は,ODAを使って様々な資機材やサービスを調達するが,通常,財・サービスの調達先 は競争入札によって決まる。その際,どの国からでも必要な財・サービスを調達することができる ,つまり入札参加資格に関する国籍などの制限がないODAを「タイド援助」と呼ぶ。 × Will be reviewed 9.日本のODAは,第二次世界大戦以降,戦争の賠償支払いと並行する形で開始された。 〇 Will be reviewed 10.日本の開発協力の基本方針を定めたものが「開発協力大綱」であり,2023年に改定された大 綱では,国際社会の平和と繁栄および日本の国益の双方の実現に貢献することを開発協力の 意義としている。 〇 Will be reviewed 11.日本の平和構築支援では,人道支援と並行して長期的な視点に立って国の自立を後押しす るための開発支援を行うという特徴がみられる。 〇 Will be reviewed 12.国連開発計画(UNDP)が提示した「人間開発」という概念の下では,開発の目的を人間が自 らの意思に基づいて自分の人生の選択と機会の幅を拡大させることとした上で,人々の購買力 を向上させることを重視している。 × Will be reviewed 13.「構造調整貸付」とは,途上国の債務問題への対応として世界銀行が導入した融資制度であ る。この制度では,緊縮財政や金融引締め,規制緩和,貿易自由化,民営化などといった改革を 実施することを条件に融資が提供されたが,これらの改革が社会的弱者に及ぼす影響について 十分に考慮されていなかったなどといった批判を受けた。 〇 Will be reviewed 14.2000年代は,援助効果の向上を目的に,援助国(ドナー)間での援助協調が重視されたが, その後,新興ドナーの台頭などにともない援助協調の議論は衰退傾向にある。 × Will be reviewed 15.海外直接投資(FDI)には,投資先国での雇用の創出や技術・経営ノウハウの移転,また輸出 産業の発展への貢献などが期待されている。 〇 Will be reviewed 16.「インパクト投資」とは,社会的および環境的に測定可能なプラスのインパクトをもたらす意図 をもって行われる投資であり,ESG投資とは異なり,金銭的なリータンを求める投資ではない。 × Will be reviewed 17.BOP(Base of the Economic Pyramid)ビジネスとは,途上国の中間所得層を対象としたビジ ネスを指す。 × 第二回 3.「人間の安全保障」とは,分野横断的な幅広い脅威のリスクが高まる中,人間一人ひとりに着 目し,人々が恐怖と欠乏から解放され,尊厳ある生命を全うできるような社会づくりを目的とする ものである。 〇 Will be reviewed 4.「人間の安全保障」は,これまで,(1)多様な脅威から人々の安全を確保するための国際社会 や国家による「保護」と(2)脅威に自ら対処できるようにするための個人・コミュニティの「能力強 化」という相互補完的な2本柱に基づいて推進されてきたが,近年,新たに「連帯」という第3の柱 の必要性が提唱された。 〇 Will be reviewed 5.「ジェンダー・ギャップ指数」とは,国連開発計画(UNDP)が公表している指標であり,人間開発 の3つの基本的次元(健康,知識,生活水準)における男女間の差を示す。 × Will be reviewed 6.「ジェンダー主流化」とは,事業の全ての段階(計画,実施,モニタリング,評価)にジェンダー平 等と女性のエンパワメントを推進する視点を取り入れ,実践することを指す。 〇 Will be reviewed 7.国際開発金融機関は,国連と比較して財源基盤が脆弱なため,一般市民からの寄付金が重 要な資金源となっている。 × Will be reviewed 8.国連総会はすべての加盟国の代表から構成されているが,投票権は各国の分担金に応じて 配分されているため,分担金の少ない国の意見が反映されにくい仕組みとなっている。 × Will be reviewed 9.「Non-Profit Organization(NPO)」(非営利組織)は,もともとは国連と協力関係にある政府以 外の組織を示すのに使われた言葉であり,そのような協力関係を定めた国連憲章第71条で用い られたことに始まる。 × Will be reviewed 10.日本のNGO・NPOの大半はネットワーク組織に加盟することなく活動している。 × Will be reviewed 11.NGO・NPOにとって,近年,政府や国際機関,企業などからの資金は重要な資金源となりつ つあるが,活動の持続性や独立性を保つためには,外部資金に依存することなく,寄付や会費, 事業収入などといった自己財源を確保していく必要があり,そのためには,活動を支える広い支 持層を確保・維持していく必要がある。 〇 Will be reviewed 12.長年,援助の有効性に関する論争が繰り広げられてきたが,援助肯定派・否定派のどちらの 主張においても確固たるエビデンス(科学的根拠)が示されてこなかったという課題があった。 〇 Will be reviewed 13.近年は,援助の有効性について議論するよりも,より適切な援助プロジェクト・プログラムをデ ザイン・選択することの方が重要視される傾向にある。 〇 Will be reviewed 14.水力発電所建設プロジェクトをResults Chain(結果の連鎖)に当てはめた場合,プロジェクト によって建設された水力発電所は「アウトカム」に該当する。 × Will be reviewed 15.インパクトの評価方法の一つであるwith-without分析の場合,比較対象である反事実的状況 (カウンターファクチュアル)はプロジェクト非対象者の状況となる。 〇 Will be reviewed 16.インパクトの評価方法の一つであるランダム化比較試験(RCT)の場合,実験対象者を介入 グループと比較グループに無作為(ランダム)に振り分けることが重要である。 〇 Will be reviewed 17.ランダム化比較試験(RCT)の課題の一つとして,比較グループが必要だからという理由で, あえてプロジェクト非対象者・非対象地域を設けて一部の人々を支援の恩恵から意図的に排除 しても良いのかという課題がある。 〇

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