Blended Learning in the New Remote Era

ブレンディッド・ラーニングとは？

• ブレンディッド・ラーニング（blended learning）とは、テクノロジーを取り入れた複数の学びをブレンドした学習方法のこと。
• 複数の学習形態を取り入れて、新たな学びを構築する。
• ブレンディッド・ラーニングがブレンドする5つの要素：メディア、学習活動、学習者、セオリー、提供方法

ブレンディッド・ラーニングの特徴

• 単に学びの要素を組み合わせた学習方法ではなく、各要素が持つ強みと研修のゴールをすり合わせて最適なものを選び、単独の学習形態よりも研修効果を高めた学習プログラムを提供する。
• 各学びの要素の「いいとこ取り」をしてブレンドする点は、ブレンディッド・ラーニングの大きな特徴の一つ。

ブレンディッド・ラーニングはなぜ今重要なのか？

• ブレンディッド・ラーニングが注目を集めるようになった背景には、DX（デジタル・トランスフォーメーション）の発達があり。
• DXは、企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革すること。
• 学びのDX化は、企業のDXのゴールを実現するために、人材育成を担う学びのDX化を最優先課題にする必要がある。

ブレンディッド・ラーニングを研修設計に採用すべき理由

• 理想的な学びのDXは、学習のオンライン化やデジタルデバイスの導入といった、トップダウン的なDXだけでなく、従業員や現場の声を取り入れたボトムアップ的なDXも積極的に取り入れていくこと。
• ブレンディッド・ラーニングには、デジタル技術を活用したブレンド型の学習方法、教育理論から学習形態まで、さまざまな要素をブレンドして学習効果の高いコンテンツを提供するなどの特徴がある。

研修オンライン化の先を行くブレンディッド・ラーニング

• 2020年は「研修オンライン元年」と言われるほど、研修のオンライン化が進みました。
• オンライン研修の失敗例は、オンライン研修の特徴や受講者側の事情を考慮すればうまくいったかもしれないという、コントロール可能な要因も挙げられる。
• ブレンディッド・ラーニングには、オンライン化の先を行く企業内学習の構築が可能になるという特徴がある。

4つの学習シーン

• 研修のオンライン化には異なる４つの学習形態があり、それぞれの強みや使い方を把握することが、研修設計の失敗を防ぐ第一歩と言えます。
• 4つの学習シーン：eラーニング、オンデマンド、オンライン・クラスルーム、ウェビナー