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子宮頸癌のTNM分類

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19 Questions

TNM分類では、T1a1は、上皮基部から測定した深達度が5.0mm以下の間質浸潤を示す。

False

T2bは、子宮傍組織浸潤ありを示す。

True

T3aは、膣の下1/3に浸潤する腫瘍を示す。

True

T4は、骨盤壁に進展する腫瘍を示す。

False

Tisは、上皮基部から測定した深達度が5.0mm以下の間質浸潤を示す。

False

T1b2は、最大径が2.0cm以下の病変を示す。

False

T2は、子宮をこえるが、膣の下1/3に浸潤する腫瘍を示す。

False

T3bは、膣の下1/3に浸潤する腫瘍を示す。

False

T4は、子宮傍組織浸潤ありを示す。

False

TNM分類において、原発腫瘍の進展度を示す項目に、正しいペアを選択せよ。

TX = 原発腫瘍の評価が不可能 T1 = 頸部に限局する腫瘍 T2 = 子宮をこえるが、骨盤壁、または膣の下1/3に浸潤しない腫瘍 T3 = 膣の下1/3に浸潤、または骨盤壁に進展、または水腎症もしくは無機能腎をきたす腫瘍

TNM分類において、原発腫瘍の進展度を示す項目に、正しいペアを選択せよ。

T1a = 顕微鏡によってのみ診断可能な浸潤癌 T1b = 子宮頸部に限局する病変で、深達度が5.0mmをこえる T2a = 子宮傍組織浸潤なし T4 = 膀胱粘膜もしくは直腸粘膜に浸潤する腫瘍、または小骨盤をこえて進展する腫瘍

TNM分類において、原発腫瘍の進展度を示す項目に、正しいペアを選択せよ。

T1a1 = 上皮基部から測定した深達度が3.0mm以下の間質浸潤 T1b1 = 最大径が2.0cm以下の病変 T2a1 = 最大径が4.0cm以下の病変 T3b = 骨盤壁に進展、または水腎症もしくは無機能腎をきたす腫瘍

TNM分類において、原発腫瘍の進展度を示す項目に、正しいペアを選択せよ。

Tis = 上皮内癌(浸潤前癌) T1 = 頸部に限局する腫瘍 T2b = 子宮傍組織浸潤あり T4 = 膀胱粘膜もしくは直腸粘膜に浸潤する腫瘍、または小骨盤をこえて進展する腫瘍

TNM分類において、原発腫瘍の進展度を示す項目に、正しいペアを選択せよ。

T1 = 頸部に限局する腫瘍 T2a = 子宮傍組織浸潤なし T3a = 膣の下1/3に浸潤する腫瘍 T4 = 膀胱粘膜もしくは直腸粘膜に浸潤する腫瘍、または小骨盤をこえて進展する腫瘍

TNM分類において、原発腫瘍の進展度を示す項目に、正しいペアを選択せよ。

T1a = 上皮基部から測定した深達度が5.0mm以下の間質浸潤 T1b = 子宮頸部に限局する病変で、深達度が5.0mmをこえる T2a = 子宮 傍組織浸潤なし T3a = 膣の下1/3に浸潤する腫瘍

TNM分類において、原発腫瘍の進展度を示す項目に、正しいペアを選択せよ。

T2b = 子宮傍組織浸潤あり T3b = 骨盤壁に進展, または水腎症もしくは無機能腎をきたす腫瘍 T4 = 膀胱粘膜もしくは直腸粘膜に浸潤する腫瘍,または小骨盤をこえて進展する腫瘍 Tis = 上皮内癌(浸潤前癌)

TNM分類において、原発腫瘍の進展度を示す項目に、正しいペアを選択せよ。

T1 = 頸部に限局する腫瘍 T1a1 = 上皮基部から測定した深達度が3.0mm以下の間質浸潤 T1b1 = 最大径が2.0cm以下の病変 TX = 原発腫瘍の評価が不可能

TNM分類において、原発腫瘍の進展度を示す項目に、正しいペアを選択せよ。

T1b2 = 最大径が2.0cmをこえる4.0cm以下の病変 T1b3 = 最大径が4.0cmをこえる病変 T2a1 = 最大径が4.0cm以下の病変 T2a2 = 最大径が4.0cmをこえる病変

TNM分類において、原発腫瘍の進展度を示す項目に、正しいペアを選択せよ。

T0 = 原発腫瘍を認めない T3 = 膣の下1/3に浸潤, または骨盤壁に進展,または水腎症もしくは無機能腎をきたす腫瘍 T4 = 膀胱粘膜もしくは直腸粘膜に浸潤する腫瘍,または小骨盤をこえて進展する腫瘍 Tis = 上皮内癌(浸潤前癌)

Study Notes

進行期分類

  • 進行期分類は、治療法の決定や予後の推定あるいは治療成績の評価などに際し、最も基本となるものである。
  • 日本産科婦人科学会では、国際的な比較を可能にするため、国際産婦人科連合(FIGO)により定められた進行期分類を日産婦分類として採用している。

FIGO 分類

  • FIGO 分類は疾患に特異的で、その特徴を反映させた進行期分類である。

TNM 分類

  • TNM 分類は疾患横断的な分類であり、一般的には FIGO 分類が改定された後に、TNM 分類が改定される。
  • TNM 分類は、following 3 factors を基にして病変の解剖学的進展度を記述する。
    • T: 原発腫瘍の進展度
    • N: 領域リンパ節の状態
    • M: 遠隔転移の有無
  • 各々の広がりについては数字で付記する。

TNM 治療前臨床分類

  • T: 原発腫瘍の進展度
    • TX: 原発腫瘍の評価が不可能
    • T0: 原発腫瘍を認めない
    • Tis: 上皮内癌(浸潤前癌)
    • T1: 頸部に限局する腫瘍
      • T1a: 顕微鏡によってのみ診断可能な浸潤癌
      • T1a1: 上皮基部から測定した深達度が3.0mm 以下の間質浸潤
      • T1a2: 上皮基部から測定した深達度が3.0mm をこえるが 5.0mm以下の間質浸潤
      • T1b: 子宮頸部に限局する病変で、深達度が5.0mmをこえる
      • T1b1: 最大径が2.0cm 以下の病変
      • T1b2: 最大径が2.0cm をこえる4.0cm 以下の病変
      • T1b3: 最大径が4.0cm をこえる病変
    • T2: 子宮をこえるが、骨盤壁、または膣の下1/3に浸潤しない腫瘍
      • T2a: 子宮傍組織浸潤なし
      • T2a1: 最大径が4.0cm 以下の病変
      • T2a2: 最大径が4.0cm をこえる病変
      • T2b: 子宮傍組織浸潤あり
    • T3: 膣の下1/3に浸潤、または骨盤壁に進展、または水腎症もしくは無機能腎をきたす腫瘍
      • T3a: 膣の下1/3に浸潤する腫瘍
      • T3b: 骨盤壁に進展、または水腎症もしくは無機能腎をきたす腫瘍
    • T4: 膀胱粘膜もしくは直腸粘膜に浸潤する腫瘍、または小骨盤をこえて進展する腫瘍

原発腫瘍の進展度

  • 原発腫瘍の評価が不可能:TX
  • 原発腫瘍を認めない:T0

原発腫瘍のStage分類

  • 上皮内癌(浸潤前癌):Tis
  • 頸部に限局する腫瘍:T1
  • 顕微鏡によってのみ診断可能な浸潤癌:T1a
    • 上皮基部から測定した深達度が5.0mm以下の間質浸潤
  • 上皮基部から測定した深達度が3.0mm以下の間質浸潤:T1a1
  • 上皮基部から測定した深達度が3.0mmをこえるが5.0mm以下の間質浸潤:T1a2
  • 子宮頸部に限局する病変で深達度が5.0mmをこえる:T1b
    • 最大径が2.0cm以下の病変:T1b1
    • 最大径が2.0cmをこえる4.0cm以下の病変:T1b2
    • 最大径が4.0cmをこえる病変:T1b3

子宮外への浸潤

  • 子宮をこえるが骨盤壁または膣の下1/3に浸潤しない腫瘍:T2
    • 子宮傍組織浸潤なし:T2a
      • 最大径が4.0cm以下の病変:T2a1
      • 最大径が4.0cmをこえる病変:T2a2
    • 子宮傍組織浸潤あり:T2b
  • 膣の下1/3に浸潤, または骨盤壁に進展, または水腎症もしくは無機能腎をきたす腫瘍:T3
    • 膣の下1/3に浸潤する腫瘍:T3a
    • 骨盤壁に進展, または水腎症もしくは無機能腎をきたす腫瘍:T3b
  • 膀胱粘膜もしくは直腸粘膜に浸潤する腫瘍, または小骨盤をこえて進展する腫瘍:T4

原発腫瘍の進展度

  • 原発腫瘍の評価が不可能:TX
  • 原発腫瘍を認めない:T0

原発腫瘍のStage分類

  • 上皮内癌(浸潤前癌):Tis
  • 頸部に限局する腫瘍:T1
  • 顕微鏡によってのみ診断可能な浸潤癌:T1a
    • 上皮基部から測定した深達度が5.0mm以下の間質浸潤
  • 上皮基部から測定した深達度が3.0mm以下の間質浸潤:T1a1
  • 上皮基部から測定した深達度が3.0mmをこえるが5.0mm以下の間質浸潤:T1a2
  • 子宮頸部に限局する病変で深達度が5.0mmをこえる:T1b
    • 最大径が2.0cm以下の病変:T1b1
    • 最大径が2.0cmをこえる4.0cm以下の病変:T1b2
    • 最大径が4.0cmをこえる病変:T1b3

子宮外への浸潤

  • 子宮をこえるが骨盤壁または膣の下1/3に浸潤しない腫瘍:T2
    • 子宮傍組織浸潤なし:T2a
      • 最大径が4.0cm以下の病変:T2a1
      • 最大径が4.0cmをこえる病変:T2a2
    • 子宮傍組織浸潤あり:T2b
  • 膣の下1/3に浸潤, または骨盤壁に進展, または水腎症もしくは無機能腎をきたす腫瘍:T3
    • 膣の下1/3に浸潤する腫瘍:T3a
    • 骨盤壁に進展, または水腎症もしくは無機能腎をきたす腫瘍:T3b
  • 膀胱粘膜もしくは直腸粘膜に浸潤する腫瘍, または小骨盤をこえて進展する腫瘍:T4

原発腫瘍の進展度

  • 原発腫瘍の評価が不可能:TX
  • 原発腫瘍を認めない:T0

原発腫瘍のStage分類

  • 上皮内癌(浸潤前癌):Tis
  • 頸部に限局する腫瘍:T1
  • 顕微鏡によってのみ診断可能な浸潤癌:T1a
    • 上皮基部から測定した深達度が5.0mm以下の間質浸潤
  • 上皮基部から測定した深達度が3.0mm以下の間質浸潤:T1a1
  • 上皮基部から測定した深達度が3.0mmをこえるが5.0mm以下の間質浸潤:T1a2
  • 子宮頸部に限局する病変で深達度が5.0mmをこえる:T1b
    • 最大径が2.0cm以下の病変:T1b1
    • 最大径が2.0cmをこえる4.0cm以下の病変:T1b2
    • 最大径が4.0cmをこえる病変:T1b3

子宮外への浸潤

  • 子宮をこえるが骨盤壁または膣の下1/3に浸潤しない腫瘍:T2
    • 子宮傍組織浸潤なし:T2a
      • 最大径が4.0cm以下の病変:T2a1
      • 最大径が4.0cmをこえる病変:T2a2
    • 子宮傍組織浸潤あり:T2b
  • 膣の下1/3に浸潤, または骨盤壁に進展, または水腎症もしくは無機能腎をきたす腫瘍:T3
    • 膣の下1/3に浸潤する腫瘍:T3a
    • 骨盤壁に進展, または水腎症もしくは無機能腎をきたす腫瘍:T3b
  • 膀胱粘膜もしくは直腸粘膜に浸潤する腫瘍, または小骨盤をこえて進展する腫瘍:T4

進行期分類の説明。日本産科婦人科学会が採用しているFIGO分類とUICCが定めたTNM分類の説明。

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