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Questions and Answers
人口______は人口に関する情報を提供するもので、公衆衛生の基礎となる。
人口______は人口に関する情報を提供するもので、公衆衛生の基礎となる。
統計
公衆衛生学では、人々の______増進を目的として、集団レベルでの健康問題を扱います。
公衆衛生学では、人々の______増進を目的として、集団レベルでの健康問題を扱います。
健康
WHO(世界保健機関)は、健康を身体的、精神的、社会的に______な状態と定義しています。
WHO(世界保健機関)は、健康を身体的、精神的、社会的に______な状態と定義しています。
良好
日本国憲法第25条は、すべての国民が健康で文化的な最低限度の生活を営む______を保障しています。
日本国憲法第25条は、すべての国民が健康で文化的な最低限度の生活を営む______を保障しています。
______とは、疾病を予防し、寿命を延ばし、健康と効率を促進することを目的とした、組織的な社会努力である。
______とは、疾病を予防し、寿命を延ばし、健康と効率を促進することを目的とした、組織的な社会努力である。
一次______は、健康障害の発生を予防し、健康増進や特定の予防策を講じることを目的としています。
一次______は、健康障害の発生を予防し、健康増進や特定の予防策を講じることを目的としています。
2002年に制定された______増進法は、国民の健康増進を総合的に推進することを目的としています。
2002年に制定された______増進法は、国民の健康増進を総合的に推進することを目的としています。
WHO憲章が採択されたのは______年である。
WHO憲章が採択されたのは______年である。
第一次ベビーブームは、第二次世界大戦後の______年頃に発生した。
第一次ベビーブームは、第二次世界大戦後の______年頃に発生した。
公衆衛生の歴史において、顕微鏡の発明に貢献したのは______・レーベンフックである。
公衆衛生の歴史において、顕微鏡の発明に貢献したのは______・レーベンフックである。
______とは、人口に占める65歳以上の高齢者の割合を示す指標である
______とは、人口に占める65歳以上の高齢者の割合を示す指標である
公衆衛生の分野で、健康問題を______する方法は、地域診断、課題抽出、介入、評価のプロセスを経る。
公衆衛生の分野で、健康問題を______する方法は、地域診断、課題抽出、介入、評価のプロセスを経る。
江戸時代には______益軒が「養生訓」を著し、健康の維持・増進に関する知識を広めた。
江戸時代には______益軒が「養生訓」を著し、健康の維持・増進に関する知識を広めた。
江戸時代、______益軒が著した「養生訓」は、健康に関する知識を広めるのに役立った。
江戸時代、______益軒が著した「養生訓」は、健康に関する知識を広めるのに役立った。
公衆衛生は、______社会の組織的な努力を通じて、疾病を予防し、寿命を延ばし、健康と能率の増進を図る。
公衆衛生は、______社会の組織的な努力を通じて、疾病を予防し、寿命を延ばし、健康と能率の増進を図る。
______は、1948年に制定され、予防接種の実施に関する事項を定めている。
______は、1948年に制定され、予防接種の実施に関する事項を定めている。
国民の健康増進を目的とした健康増進法は______年に制定された。
国民の健康増進を目的とした健康増進法は______年に制定された。
Winslowによる公衆衛生の定義において、公衆衛生は共同社会(地域社会)の組織的な努力を通じて疾病を______すると述べられている。
Winslowによる公衆衛生の定義において、公衆衛生は共同社会(地域社会)の組織的な努力を通じて疾病を______すると述べられている。
日本における人口静態統計は、5年に一度実施される______によって把握されている。
日本における人口静態統計は、5年に一度実施される______によって把握されている。
公衆衛生の分野において、集団レベルでの健康の程度を示す指標を______と呼ぶ。
公衆衛生の分野において、集団レベルでの健康の程度を示す指標を______と呼ぶ。
WHOは、健康を身体的、精神的、そして______的に完全な良好な状態と定義している。
WHOは、健康を身体的、精神的、そして______的に完全な良好な状態と定義している。
公衆衛生の分野で、病気の早期______と早期治療は、二次予防に該当する。
公衆衛生の分野で、病気の早期______と早期治療は、二次予防に該当する。
公衆衛生の概念において、疾病の発生を未然に防ぐ活動は______予防と呼ばれる。
公衆衛生の概念において、疾病の発生を未然に防ぐ活動は______予防と呼ばれる。
環境衛生の改善や______対策は、公衆衛生の具体的な努力の内容として挙げられる。
環境衛生の改善や______対策は、公衆衛生の具体的な努力の内容として挙げられる。
社会保障制度の開発は、公衆衛生における具体的な______の内容の一つである。
社会保障制度の開発は、公衆衛生における具体的な______の内容の一つである。
日本の公衆衛生の歴史において、______は、1874年に発布され、衛生行政・医療制度・医学教育の基礎となった。
日本の公衆衛生の歴史において、______は、1874年に発布され、衛生行政・医療制度・医学教育の基礎となった。
国勢調査では、調査年の______月1日午前0時時点で日本国内に常住するすべての人を対象とする。
国勢調査では、調査年の______月1日午前0時時点で日本国内に常住するすべての人を対象とする。
地域診断、課題抽出、介入、______は、公衆衛生活動による効果を評価するプロセスである。
地域診断、課題抽出、介入、______は、公衆衛生活動による効果を評価するプロセスである。
人口ピラミッドの形状が富士山型である場合、その国または地域の人口は______型である。
人口ピラミッドの形状が富士山型である場合、その国または地域の人口は______型である。
人口の______は、その国の社会保障制度や経済に大きな影響を与える。
人口の______は、その国の社会保障制度や経済に大きな影響を与える。
日本では、______型は都市部でよく見られる人口ピラミッドの形態であり、生産年齢人口の流入が特徴。
日本では、______型は都市部でよく見られる人口ピラミッドの形態であり、生産年齢人口の流入が特徴。
日本の公衆衛生において、______は、国民皆保険制度の実現という重要な動きがあった。
日本の公衆衛生において、______は、国民皆保険制度の実現という重要な動きがあった。
2020年の国勢調査によると、日本の総人口は2015年の調査から______した。
2020年の国勢調査によると、日本の総人口は2015年の調査から______した。
2020年の国勢調査で、全都道府県において______人口割合が年少人口割合を上回っている。
2020年の国勢調査で、全都道府県において______人口割合が年少人口割合を上回っている。
人口______推計は国勢調査のデータがない年には実施される。
人口______推計は国勢調査のデータがない年には実施される。
健康指標の基礎となる人口統計には、人口______統計と人口動態統計がある。
健康指標の基礎となる人口統計には、人口______統計と人口動態統計がある。
乳児______率は、その国の公衆衛生水準を測る指標となる。
乳児______率は、その国の公衆衛生水準を測る指標となる。
労働人口の______状態は、公衆衛生法成立の基礎となる。
労働人口の______状態は、公衆衛生法成立の基礎となる。
1938年に______省が設置され、公衆衛生行政が強化された。
1938年に______省が設置され、公衆衛生行政が強化された。
死亡統計からペストの流行状況を考察したJohn Grantは、______統計の始まりに貢献した。
死亡統計からペストの流行状況を考察したJohn Grantは、______統計の始まりに貢献した。
Flashcards
公衆衛生学とは?
公衆衛生学とは?
人間集団を対象として、健康の保持増進を研究・実践する学問。
WHOによる健康の定義
WHOによる健康の定義
身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態。
日本国憲法第25条
日本国憲法第25条
健康で文化的な最低限度の生活を営む権利。
Winslowの公衆衛生の定義
Winslowの公衆衛生の定義
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一次予防とは?
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二次予防とは?
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三次予防とは?
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ヒポクラテスの考え
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公衆衛生の主な領域
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健康指標とは?
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人口静態統計とは?
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人口動態統計とは?
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2015年
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年少人口とは?
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生産年齢人口とは?
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老年人口とは?
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老年化指数とは?
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日本の人口問題
日本の人口問題
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Study Notes
2025年度 講義概要
- 2025年度の講義は対面形式が基本、一部講義は学習効果を考慮し非対面形式で実施
- 非対面形式はオンデマンド動画配信型授業で行われる
- 各講義の実施方法は講義予定表を参照
- 期末試験は実施せず、成績は学習用課題と期末レポートで評価
- 学習用課題の未提出が6回以上(3分の1以上)の場合、評価は不可
講義予定
- 4月8日:オリエンテーション、公衆衛生概論、健康指標(担当:関、方法:対面)
- 4月15日:健康指標(保健統計)の続き(担当:関、方法:対面)
- 4月22日:予防と健康増進、生活習慣病、悪性腫瘍の疫学(担当:関、方法:対面)
- 5月7日:疫学1(担当:関、方法:OD)
- 5月13日:疫学2(担当:関、方法:OD)
- 5月20日:疫学3(担当:関、方法:OD)
- 5月27日:精神保健(担当:関谷、方法:対面、所属:新潟青陵大学)
- 6月3日:喫煙対策(担当:関、方法:対面)
- 6月10日:生活習慣病指導(禁煙指導を例に)(担当:関、方法:対面)
- 6月17日:感染症対策、学校保健(担当:関、方法:対面)
- 6月24日:母子保健・国際保健(担当:関島、方法:対面)
- 7月1日:環境保健、産業保健(担当:関、方法:対面)
- 7月8日:循環器疾患の予防(担当:田邊、方法:対面、所属:新潟県立大学)
- 7月15日:地域保健・ヘルスプロモーション(行政における保健活動)(担当:成田、方法:対面)
- 7月22日:高齢者保健・福祉(担当:関、方法:対面)
- 7月29日:期末レポート(担当:関、方法:課題)
科目と内容
- 科目は環境と健康
- 内容は公衆衛生学と予防医学
- 公衆衛生学は各種医療系国家試験で頻出
公衆衛生学概論
- 公衆衛生学は健康の保持増進を人間集団を対象として考え、研究・実践する学問
- 臨床医学の対象は主に患者、公衆衛生学は健常者も対象とする
- 公衆衛生を学ぶ前に健康について理解する必要がある
健康の定義
- WHO憲章(1947年)では、健康とは身体的、精神的、社会的に良好な状態
- 単に疾病や虚弱でないことではない
- ヘルスプロモーションにおいて健康は「目標」ではなくwell-beingのための「手段」
日本国憲法第25条
- 全ての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利(生存権)を持つ
- 国は社会福祉、社会保障、公衆衛生の向上と増進に努める必要がある
- 生存権と国の役割が定められている
Winslowによる公衆衛生学の定義 (1923)
- 公衆衛生とは共同社会の組織的な努力を通じて疾病を予防し、寿命を延ばし、身体的・精神的な健康と能率を増進することを目指す科学および技術
- 具体的な努力の内容には環境整備、感染症対策、健康教育、医療看護サービスの組織化、社会保障制度の開発が含まれる
予防医学
- 公衆衛生学から派生
- 疾病の発症予防だけではない
予防の段階
- 一次予防:健康障害の発生防止(健康増進・特異的予防)
- 二次予防:健康障害の進展防止(早期発見・早期治療)
- 三次予防:悪化や再発の防止、QOL低下防止(再発防止・リハビリテーション)
医学及び公衆衛生学の歴史
- ヒポクラテス:古代ギリシャの医聖
- ハーベイ:血液循環を発見
- レーベンフック:顕微鏡を発明
- ジェンナー:牛痘接種による種痘法を開発
- コッホ:結核菌・コレラ菌を発見、ペスト菌(Yersin)を発見したのは北里柴三郎
- 日本の公衆衛生の歴史で最も新しいのは保健婦規則の制定(1941年)
世界の公衆衛生の歴史
- ヒポクラテス(紀元前5世紀):空気、水、場所の状態に着目
- 季節の影響、人々の居住環境、水の性質を考慮
- 場所や水を観察し、病気の原因を特定して対策を講じる
- ローマ時代(紀元前):上下水道の整備(環境保健の始まり)
- 14世紀:ペスト流行時に検疫が実施される(ヨーロッパ全体の1/4が死亡),感染症対策の始まり
- 17世紀:ジョン・グラントが死亡統計からペストの流行状況を考察(保健統計の始まり)
- 17世紀:ベルナルディーノ・ラマツィーニが職業病について論考(産業保健の始まり)
- 18世紀:エドワード・ジェンナーが牛痘接種によるワクチンを開始
- 19世紀:エドウィン・チャドウィックが労働人口の健康状態に基づき公衆衛生法を成立(公衆衛生行政の始まり)
- 19世紀:ジョン・スノウがコレラの伝播様式を解明→疫学の始まり
日本の公衆衛生の歴史
- 養生: 貝原益軒が「養生訓」を著した
- 衛生学: ドイツ医学を基に、生命・生活・生産を守る学問として発展(基礎的)
- 公衆衛生学: アメリカ医学の影響を受け、応用的な分野として発展
日本の公衆衛生:明治以降の主な動き:
- 1873年:文部省に医務課(後の医務局)設置
- 1874年:医制発布(衛生行政・医療制度・医学教育など)
- 1875年:内務省に衛生局設置(文部省医務課から移管・改称)
- 1897年:伝染病予防法制定
- 1937年:保健所法(旧)制定
- 1938年:厚生省設置
- 1940年:国民体力法制定
- 1947年:保健所法全面改正
- 1948年:予防接種法、医師法、保健婦助産婦看護婦法などを制定
- 1961年:国民皆保険制度が始まる
- 1982年:老人保健法制定
- 1994年:地域保健法制定
- 2000年:健康日本21、介護保険制度開始
- 2002年:健康増進法制定(2018年改正、2020年施行)
公衆衛生の主な領域:
- 環境保健
- 地域保健
- 感染症対策
- 産業保健
- 母子保健
- 小児保健
- 成人保健
- 高齢者福祉保健
- 精神保健
- 国際保健
- 保健・医療行政
- 社会保障
- 保健統計
- 疫学
健康指標
- 集団の健康水準を測る尺度
- 共通指標で国際比較や地域比較が可能
- 公衆衛生活動の効果を評価可能
- 地域診断→課題抽出→介入→評価というプロセス
主な健康指標
- 健康指標の基礎=人口統計:(1)人口静態統計、(2)人口動態統計
- 出生関連指標: (1)出生率(粗出生率)、(2)合計特殊出生率、(3)再生産率
- 死亡関連指標: (1)死亡率(粗死亡率)、(2)年齢調整死亡率、(3)標準化死亡比(SMR)、(4)乳児死亡率・新生児死亡率など
- 疾病関連指標: (1)罹患率、(2)有病率、(3)致死(死)率
- その他: (1)平均寿命、(2)平均余命、(3)健康寿命など
人口統計
- 人口=すべての健康指標の基礎
- 人口静態統計:ある時点(10月1日)の人口状況
- 日本では国勢調査が5年ごとに行われる
- 調査年の10月1日午前0時時点で日本国内に常住するすべての人(外国人を含む)が対象
- 調査項目:世帯員調査(氏名、性別、年齢、国籍、職業など)、世帯調査(世帯員数、住居の種類など)
- 2015年からオンライン調査開始
- 国勢調査区ごとに調査員が調査票を配布
- 回答はインターネット、郵送、または調査員に直接提出
- 国の担当部署:総務省統計局
2020年国勢調査の概要
- 2020年の国勢調査によると、日本の総人口は126,146,099人
- 男性:61,349,581人(48.6%)、女性:64,796,518人(51.4%)
- 2015年の調査から微減(0.7%減)
- 2015年に初めて人口減少に転じた
- 高齢化の指標:老年人口割合、年少人口割合、老年化指数などが用いられる
年齢3区分別人口割合の推移(全国):
- 15~64歳生産年齢人口:2015年 60.7% → 2020年 59.5%
- 15歳未満年少人口:2015年26.6%→2020年28.6%
- 65歳以上老年人口:2015年12.6%→2020年11.9%
人口ピラミッド
- 富士山型:人口増加型、戦前のピラミッド型(出生率大)
- 釣鐘型:人口静止型、1955年頃のベル型(出生率小)
- 壺型:人口減少型、現在の形(出生率減少)
- 参考: 星形は都市型(生産年齢人口の流入)、瓢箪型は農村型(生産年齢人口の流出)
日本の人口問題
- 人口が減少局面へ:多産少死から少産多死の時代へ
- 人口の高齢化:老年人口割合が増加 1950年 4.9% → 1985年 10.3% → 2005年 20.2% → 2020年 28.6% → 2070年 38.7% (将来推計)
- 人口の地域格差:都市の過密化と農村の過疎化
- 労働力の低下
都道府県別老年人口の割合
- 2020年国勢調査では、全国平均は28.6%で過去最高
- 45道府県で25%以上
- 30道県で30.0%以上
- 全都道府県で「老年人口割合>年少人口割合」となっている
- 高い都道府県:秋田県、高知県、山口県、島根県、徳島県
- 低い都道府県:沖縄県、東京都、愛知県、神奈川県、滋賀県
日本の人口減少
- 2019年4月の発表では、総人口は1億2644万3千人で8年連続減少
- 減少率は0.21%で1950年以来最大
- 70歳以上が初めて総人口比で2割を超えた
- 70歳以上は2621万人、総人口に占める割合は20.7%
- 15〜64歳の生産年齢人口は7545万1千人、総人口に占める割合は59.7%
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