8 Questions
黄色肉芽腫性胆囊炎の特徴は何ですか?
以上全て
黄色肉芽腫性胆囊炎は男性に多く発症します。
False
黄色肉芽腫性胆囊炎の胆石合併率は何%ですか?
85~98%
黄色肉芽腫性胆囊炎では、胆嚢壁内に多数の______________が浸潤します。
泡沫細胞
黄色肉芽腫性胆囊炎の病理組織学的特徴を、下記から選択してください。
多数の泡沫細胞が浸潛 = 組織球や異物型多核巨細胞 リンパ球形質細胞 = 好中球 中性脂肪や胆汁成分 = リポフスチン、ヘモジデリン コレステロール結晶の析出 = 胆汁色素
黄色肉芽腫性胆囊炎の Pitfall とは何ですか?
癌の合併を見落としてはならない
黄色肉芽腫性胆囊炎には、癌が合併しない。
False
黄色肉芽腫性胆囊炎の病巣は、どこにみられますか?
胆嚢壁内
Study Notes
黄色肉芽腫性胆囊炎の概要
- 黄色肉芽腫性胆囊炎は、肥厚した胆嚢壁内での泡沫細胞の集簇を特徴とする慢性胆嚢炎
- 肝臓 Wall に yellowish nodular lesions を呈し、85-98% の胆石症例に合併
- 女性に多く、有症状例に多い
病理組織学的特徴
- 胆嚢壁内に、多数の泡沫細胞が浸潤し、組織球や異物型多核巨細胞、リンパ球形質細胞、好中球を混じる肉芽組織を形成
- 泡沫細胞は、中性脂肪や胆汁成分、リポフスチン、ヘモジデリンを貪食
- 経時的に、炎症の消退と線維化の進行がみられる
診断クルー
- 肥厚した胆嚢壁の漿膜下層を主体とした、胆汁成分や脂質成分を貪食した泡沫状組織球が多数含まれる肉芽組織の形成
- 黄色肉芽腫性胆囊炎の診断には、適切な観察と切り出しが求められる
ピットフォール
- 癌の合併を見落としてはならない
- 黄色肉芽腫性胆囊炎では、肉芽腫性炎症巣と癌の発生は別の部位であることが多い
黄色肉芽腫性胆囊炎は慢性胆嚢炎の一種で、肥厚した胆嚢壁内の泡沫細胞の集簇を特徴とする。胆石症と関連があり、女性、有症状例に多い。
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